ヤンシーです。(・∀・)
先週末、nancyさん宅でバンド練習があり、
チェロ演奏台の話題が出ました。

そういえば、この台の音響データを
アップするのをすっかり忘れていました。(^_^;
遅ればせながら、この機にアップさせて頂きます。
測定にはある程度広い空間が必要なので、
いつもフラの練習をしている黒瀬屋内プールの
トレーニング室で測定しました。
今まで3台製作したチェロ演奏台ですが、
2台目の発注を頂いた呉市のO様に製作した台をお借りし、
またチェロの演奏もお願いし、測定に協力頂きました。

画像は、O様オーダー分の2台目の演奏台。
台を使わない演奏、O様の旧台、今回製作した新台の
3つのパターンで比較しました。
測定にはサウンドアナライザーというスマホアプリを使用。
そのアプリで周波数特性データを採取しました。

新台はスピーカーのバスレフ方式を採用しているので、
バスレフダクトを取り付ける事が出来ます。
ダクトなしと15cmの長いダクトを付けた場合のデータを
採っています。

X軸は周波数、右へ行くほど周波痛が高くなります。
高音寄りになるという事ですね。
Y軸が音圧。棒が長い程音が大きいという事です。
1番右側の棒が、全体の音圧を表しています。
全体の音圧が上がっているのはもちろんですが、
中高音もバランスよく音圧が上がっています。
予想では、中低音中心に音圧が上がると思っていましたが、
予想外の結果となりました。
聴感上は旧台、新台とも音圧はぐんと上がり、
新台の方がより上がっている感じです。
音質的にはまろやかな旧台に対して、
新台はストラディのようにくっきりとした音質です。
ソリスト向きで、コンチェルトを弾いても
オケの音に埋もれにくい音質と言えます。
高い周波数の音圧もしっかりと上がっている事が、
音質にも表れている訳です。
しかしスピーカーの理屈で言えば、演奏台のような
巨大な振動板では、高い周波数は
発生しにくいのですが、なぜ高い周波数の
音圧が上がったのか。
ピンと来たのがこれ。
今回採用したFホールです。
この形状を抜くことによって、振動板に部分的に
小さな面積の振動エリアが発生します。
画像の赤丸の部分ですね。
この部分が高い周波数を発生させていると推測されます。
バイオリンやチェロが豊かに響くのは、このFホールの
お陰なのかもしれません。
何世紀にも渡り、その形状を殆ど変えていないFホール。
デザインだけでなく、音響的な意味もあるようです。
後日新台を注文頂いたプロの方から感想を頂きました。
「狭い部屋でもG線C線の鳴りの良さ、
A線も遠くまで飛びそうな気がいたします。」

色々な部分で新しい構造となりましたが、
結果オーライだったようです。( ^ω^ )
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