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2019年9月 9日 (月)

チェロ演奏台:Fホールの威力

ヤンシーです。(・∀・)
先週末、nancyさん宅でバンド練習があり、
チェロ演奏台の話題が出ました。

チェロ演奏台

そういえば、この台の音響データを
アップするのをすっかり忘れていました。(^_^;
遅ればせながら、この機にアップさせて頂きます。
測定にはある程度広い空間が必要なので、
いつもフラの練習をしている黒瀬屋内プールの
トレーニング室で測定しました。
今まで3台製作したチェロ演奏台ですが、
2台目の発注を頂いた呉市のO様に製作した台をお借りし、
またチェロの演奏もお願いし、測定に協力頂きました。

Dsc_1802

画像は、O様オーダー分の2台目の演奏台。
台を使わない演奏、O様の旧台、今回製作した新台の
3つのパターンで比較しました。
測定にはサウンドアナライザーというスマホアプリを使用。
そのアプリで周波数特性データを採取しました。

Sound_analyzer

新台はスピーカーのバスレフ方式を採用しているので、
バスレフダクトを取り付ける事が出来ます。
ダクトなしと15cmの長いダクトを付けた場合のデータを
採っています。

4

X軸は周波数、右へ行くほど周波痛が高くなります。
高音寄りになるという事ですね。
Y軸が音圧。棒が長い程音が大きいという事です。
1番右側の棒が、全体の音圧を表しています。
全体の音圧が上がっているのはもちろんですが、
中高音もバランスよく音圧が上がっています。
予想では、中低音中心に音圧が上がると思っていましたが、
予想外の結果となりました。
聴感上は旧台、新台とも音圧はぐんと上がり、
新台の方がより上がっている感じです。
音質的にはまろやかな旧台に対して、
新台はストラディのようにくっきりとした音質です。
ソリスト向きで、コンチェルトを弾いても
オケの音に埋もれにくい音質と言えます。
高い周波数の音圧もしっかりと上がっている事が、
音質にも表れている訳です。
しかしスピーカーの理屈で言えば、演奏台のような
巨大な振動板では、高い周波数は
発生しにくいのですが、なぜ高い周波数の
音圧が上がったのか。
ピンと来たのがこれ。
今回採用したFホールです。

F_hole

この形状を抜くことによって、振動板に部分的に
小さな面積の振動エリアが発生します。
画像の赤丸の部分ですね。
この部分が高い周波数を発生させていると推測されます。
バイオリンやチェロが豊かに響くのは、このFホールの
お陰なのかもしれません。
何世紀にも渡り、その形状を殆ど変えていないFホール。
デザインだけでなく、音響的な意味もあるようです。
後日新台を注文頂いたプロの方から感想を頂きました。
「狭い部屋でもG線C線の鳴りの良さ、
A線も遠くまで飛びそうな気がいたします。」

Riha

色々な部分で新しい構造となりましたが、
結果オーライだったようです。( ^ω^ )

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